『ウォーキング・デッド』シーズン2の感想

『ウォーキング・デッド』最新シーズンであるシーズン9(2019年4月現在)を観終わって、改めてシーズン2を観なおしての感想です。

 

大きく分けると以下がシーズン2のみどころ、ポイントだと思います。

  1. 親友であるリックとシェーンの友人関係
  2. グレンとマギーの恋愛
  3. 徐々にたくましくなるアンドレア

 

シーズン2は、6話で終わったシーズン1の倍、13話で構成されています。

 

第1話目でキャロルの娘・ソフィアが行方不明になり、そこから舞台はグリーン農場へと移ります。

 

ソフィアの行方は、シーズン1の折返し地点、第7話「死の定義」で明らかになりますが、この第7話でいろんな膿がでるような、なんだかとても重々しい内容になっています。

 

そこから一気に物語はリックとシェーンの友人関係、グレンとマギーの恋愛関係へと焦点が移ります。

 

リックとシェーンの友人関係

 

リックが無事にシェーンらの元に現れたとき、シェーンがあまり喜んでいないのは明らかでしたが、彼の心情の複雑さは、シーズン2のみどころです。

 

シェーンの心情とは、単にローリへの恋愛感情だけではありません。

  1. ローリとカールへの強いこだわり
  2. リーダーポジションを奪われたことへの憤り
  3. 親友という立場さえも失いかけ精神崩壊

 

ローリとカールへの強いこだわり

 

実は、シーズン1の1話目の冒頭から、シェーンがローリに恋心を持っていたのでは?と感じるシーンがありますね。

シェーンがリックを本気で助け出そうとしたのは事実だし、それが出来なかったから、ローリとカールを守ろうと決意し、それを生きがいに頑張ってきたのでしょう。

そこに突然、死んだと思っていたはずのリックが現れたら、複雑な心境になるのもわからないでもないです。

 

さらに、自分の子だと思われる子をローリが妊娠。

そりゃあおかしくもなります。

 

シェーンは、リーダーポジションまでリックに奪われるなど、他の要因もあり徐々におかしくなります。

 

第9話でシェーンはローリに、「自分とローリとカールの3人で完璧だった。リックが現れたせいでめちゃくちゃになった。」というようなセリフを吐くシーンがありますが、この時のシェーンはすでに精神崩壊の寸前。

さらにその後、ローリはリックに、「シェーンは自分たちを所有物だと思っていて危険だ。」という。

 

この三角関係、もっとも勝手なのはローリのようにも思えますが、誰かが悪いというような単純な話でもありません。

 

リーダーポジションを奪われたことへの憤り

 

親友同士のリックとシェーン。二人の会話から、少なくとも高校時代から仲が良かったことがわかります。

二人はおそらく、学校内でもっとも女の子にモテる2人で、その中でも特にシェーンの方が人気者だったのでしょう。

それは単に、異性にモテるというだけではなく、自信に満ち溢れ決断力があり、リーダーシップを発揮するようなタイプだったのだろうと想像できます。

いっぽうリックは、そんなシェーンと常に行動を共にするけど、どちらかというとガツガツしたタイプではなく、冷静に周囲を観察するような、シェーンとは正反対のタイプだったと予想できます。

 

2人の性格の違いがはっきりわかるシーンが第7話です。

シェーンは、ハーシェルが納屋にウォーカーを匿っていることが我慢ならず、納屋を解放し、ウォーカーを次々に撃ちはじめます。

そこに、ハーシェルの指示で新たなウォーカーを捕まえたリックがそれを連れて戻って来るのです。

リックがハーシェルの指示に従う理由はたくさんあるのですが、このシーンのリックがひどく間抜けにみえます。

ここで物語が終われば、やはりシェーンがリーダーでリックは腰抜けだったという印象になりますが、その後も物語は続き、シェーンはどんどん肩身が狭くなっていきます。

 

ウォーカーが蔓延し、文明社会が崩壊する中、ひとり→3人(モーガン親子)→6人(メルル、グレン、アンドレア、Tドッグなど)と徐々に人数の多いグループを渡り歩いたリックは、この変わってしまった世界で強く生きる術を身につけ、冷静に学びながらリーダーシップを発揮していくのです。

 

第10話で、リックがシェーンに、ローリとの間にあったことを「理解する」というシーンがあります。
このときの「殴りたかったし、殺したいほどだったけど、そうしなかったのは弱いからではなく、必死で耐えたからだ。」というリックのセリフが印象的ですが、これがシェーンと決定的に違う素養だと思います。

グレンとマギーの恋愛

グレンとマギーの恋愛はなんだか安っぽくみえますが、それでも、グレンはマギーに恋をし、徐々に逞しくなっていきます。

シーズン2では、まだ2人の恋愛の始まりのみで、これからが楽しみです。

 

徐々にたくましくなるアンドレア

 

エイミーがいたころは、男性陣に守ってもらっていた立場のアンドレアですが、シェーンから銃の修理の仕方を学び、装填の仕方を覚えると、どんどんたくましさが加速します。

 

一時は自殺願望がぬぐえませんでしたが、ベスが同じような状態になると荒療治で彼女に生きる道を選ばせます。

 

最後ひとり取り残されてしまったことが気の毒ですが、彼女がまた、リックらと再会できるかどうかが次のシーズンの楽しみになりました。

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